おそチョロ・カラトド・一十四です。以前Pixivさんでいただいたリクエストを元に、夫松が嫁松にコスプレをしてもらう話(トド松はナース・十四松は猫耳メイド・チョロ松は教師)になりました。相変わらずメタ発言ありです お・カ・一「よっしゃー!!」 お「イェイイェイイェイイェーーイ!」 カ「おぉぉおお!!」 一「ヒヒヒヒッ」 チ「いや、なにそのテンション」 ト「怖いんだけど」 十「そんなに楽しみだったの?」 チ・ト・十「ぼくらのコスプレ」 お「だってダサいのと謎服なのとマネキン買いの弟が俺たちの為に可愛い衣装きてくれんだよ?そりゃテンション上がるって」 チ「ダサくて悪かったな」 十「謎服……?」 ト「兄さんなんてほぼ同じ服のくせに!!」 カ「ちなみに今回用意されたのはこの三着のようだ……ちゃんと各々のイメージカラ―になっている」 ト「てことはボクがこのピンクのナースで」 十「黄色と黒のメイド服と猫耳」 チ「よく見るとこのタイトスカート深緑だわ、そんでなにこのワイシャツ、フリルついてるし何のコスプレ?」 お「眼鏡と刺し棒ついてるから女教師とかじゃない?」 ト「こんな格好した先生いなかったけど」 カ「そこは男の浪漫だな」 チ「ていうかなんでトッティがナースなんだよ!?」 お「なんかツッコミくると思ったらそっち?」 一「女装へ対するツッコミじゃないんだ」 ト「たしかにそうだよね、カラ松兄さん教師もの好きの裸エプロン萌えの人なのに、なんでその要素が兄さん達にいってんの?」 カ「不名誉な称号をつけないでくれ……あとナースも好きだぞ」 一「そういうリクエストだからしょうがないだろ?十四松は猫耳つけたとしてもきっと猫としてのクオリティは低いよね」 ト「素人のコスプレにガチのケモノ感を求めないでよ」 十「し、素人!?」 チ「ショック受けるとこソコなの?そりゃプロのレイヤーさんに比べたら劣るでしょ」 カ「大丈夫、コスプレに必要なのはクオリティじゃない、愛だ」 ト「大丈夫、ボクいかにもド○キに売ってますって感じのチープな衣装も好きだよ」 一「お前またマニアックな性癖晒して……リアルな猫みたいに喉ゴロゴロさせろとか舌ザラザラさせろとか言わないからせめて髭や尻尾ピクピクくらいは出来てほしい」 ト「一松兄さんにマニアックとか言われたくないよ!ていうかそれ人間には無理だから!できても十四松兄さんくらいだから!」 十「がんばりマッスル!!」 カ「ヤル気が出たみたいだな……いいぞ」 お「つーかさ服装なんてどうでもよくない?大事なのは中身だろ?」 十「ハッ!」 ト「おそ松兄さんに正論説かれるなんて……」 チ「いや正論違うから、コイツが言ってる中身って体のことだから」 カ「勿論体も大事だが大事なのはハートさぁ」 十「そうだね!よし、ぼく猫になりきる!」 一「……十四松……」 チ「感動するとこ違うくない!?」 お「ていうかさお前らもっと嫌がるかと思ったら全然抵抗ねぇのな?つまんねーの」 チ「はんっ女装コスが怖くてギャグアニメがやってられるか」 お「きゃーチョロさん男前ぇ抱かせてー」 一「そこで「抱かせてー」なんだ」 ト「もうなんでもいいよ、さっさと着替えて終わらせよう、ボクこのあと甘酒造る予定だから早くして」 お「なんで甘酒?」 ト「飲みたくなったから、材料さっき買って来た」 カ「マイペースだな」 チ「いいじゃんお前甘酒なら酔わないだろ?」 カ「ああ」 十「てことは今日はカラ松兄さんと最後まで飲めるね!」 お「……(甘酒にはアルコール含まれてないと思い込んでるからな)」 ト「ていうかいつの間に兄さん達まで飲むってことに」 一「結構たくさん材料買ってたみたいだけど一人で飲む気だったの?」 ト「いや女の子にあげようと思って」 お「お前、甘酒だぞ?女の子もらって嬉しいと思うか?同世代の友達にもあげねえだろ」 カ「でも囲碁仲間の皆さんなら喜ぶかもしれないな!余ったら持って行ってやったらどうだ?」 ト「いや、実はカラ松兄さんと飲みたくて買ってきたんだってば」 カ「え?」 チ「あーもう脱線しすぎ!!さっさと着替えるからちょっと外出てて兄さん達」 お「えー?着替えてるとこ見たい」 一「おれも」 十「(見られてもいいけど兄さんたち驚かせたい)えっと、一松兄さんには後で脱ぐとこは見せてあげるね」 一「……おーけー解った」 ト「おい」 カ「オレもその方がいいな」 お「俺もーー」 チ「言っとくけど着るだけだからな?それ以外のサービスはしないからな」 お「おーわかってるわかってるって」 ト「……(絶対わかってないよね?この人)」 一「……(結局コイツら流されるんだろうし)」 カ「……(賭けにもならないな)」 十「……(セクロス!?セクロスっすか!?)」 チ「おい、アイコンタクトすらとらずに空気だけで会話すんな」 お「じゃあ俺ら台所で待ってるから全員着替え終ったらおいで」 ト「え?なんで台所?」 お「お前甘酒つくんじゃないの?」 ト「え?その格好のまま!?」 お「寒かったらカーディガン羽織っていいから」 十「メイド服は上からなにを羽織るんすかね?」 一「さぁ……?」 カ「ナース服の上にエプロンそしてカーディガン……」 チ「お前なに想像してちょっといいなって思ってんだよ」 お「とにかく待ってるからなー」 と、三人は出て行った チ「いいか?二人とも、アイツらに襲われそうになったらとりあえず涙目で「兄さんはやっぱり女の子の方がいいんだね……?」って悲しそうにつぶやくんだぞ?」 ト「え?兄さん達ノンケだし女の子の方がいいに決まってんじゃん?それでもボク達を好きで付き合ってるんだから問題なくない?」 十「ぼく別に襲われてもいいよ?」 チ「いいから騙されたと思ってそう言っとけ、そしたらだいたい止めてくれるか何か嬉しい台詞言ってくれるかのどっちかだから」 ト「どこで得た知識なの?それ」 十「なるほど定番っすね」 ト「なんの定番なの!?ていうかいくらボクが可愛いからって女装しても女の子には見えないんだから欲情されても「女の子の方がいいんだ」とか思えないよ」 チ「お前普段あざとい癖にそういうとこ真面目か」 ト「それよりチョロ松兄さんのことだからどうせ、おそ松兄さんのナースものAVとか観てんでしょ?軽くでいいから内容教えて」 十「わぁお!トッティやる気まんまん!」 チ「観てねえわ!!お前こそカラ松の教師ものAVの内容教えろ!!」 ト「……べ、別にそんなの観てないし」 チ「嘘吐け、おそ松兄さんに聞いたぞ?お前いつも雰囲気出す為にカラ松とやってる最中にAV流してるんだろ?」 ト「ねぇ下ネタやめない!?全年齢だからここ!!」 十「なんでそれおそ松兄さんが知ってるの?」 チ「ん?カラ松が相談したらしい、トド松が自分にアイマスクとヘッドフォンを付けてAVを流しながら女優と同じことをやってくるんだがどういうつもりなんだろう?って、どうせ男の自分には勃たないだろうとか余計な気遣いだろ?なんでそんなとこ自信ねえんだよ」 十「……その手があったか!!」 ト「妙案を聞いたみたいな顔しないで、真似しちゃ駄目だよ虚しくなるから!!」 チ「どうせ自分とあんまりしてなかった時期に一松事変が起こって焦って起こした結果だろうけど」 ト「エスパー!?エスパーなのチョロ松兄さん」 チ「その話は置いといて、着替えながらでいいから内容教えてよ」 十「チョロ松兄さんもやる気まんまん?」 着替え終わりました ト「おまたせーー」 チ「って」 十「どうしたのその格好?」 カ「フッ……折角お前がめかしこんでくるというのにオレが普段着というのもなんだからな、ドクターの格好を借りてみた」 お「俺はバスケ部員の格好」 ト「って、その設定を兄さん達でするの!?」 チ「なにその設定って……いや、僕の格好どう見てもバスケ部顧問じゃないんだけど……」 十「一松兄さんカッケー!似合ってるー!」 ト「何故か一松兄さんまで猫耳パーカーなの、どういうこと!?」 チ「十四松が猫耳メイドだからお前は王様とかでよかったんじゃ……」 一「いや、人間が猫に手を出したら虐待になると思って、あと着替え面倒くさい」 ト「そこか」 お「十四松もトド松も可愛いな、じっくり見てたいけど恋人の目が怖いから二階行くわー甘酒出来たら教えて」 ト「……りょーかい」 カ「どうした?何かを諦めたような顔をして」 ト「兄さん……じゃなくて院長は黙っててください」 カ「おおっ!?」 一・十「やるなトッティ(先生だとチョロ松兄さんと被るから院長って呼んだのか)」 ト「院長に夜のカルテのチェックお願いしたいんですけど」 一「と、言いながら甘酒の作り方のコピーを渡した」 十「どの辺が夜?」 カ「わかった!任せろ!!」 一「わー院長やる気出ちゃったよ〜すげー」 十「……(ぼくもねこっぽくしなきゃ)」 ト「分量とかボクが量るから十四松兄さんはお鍋とか出しといてー」 一「おれらも手伝う流れ?」 ト「一松兄さんも二階いっとく?いつの間にか三男も一緒に長男と消えたけど」 一「……ここにいる」 カ「なんていうか予想通りになったな、あの二人」 十「仲良しだよねーー」 一方二階では チ「おそ松兄さんはやっぱり女の子の方がいいんだね!!」 お「うん、当たり前じゃん」 チ「……え?」 お「でも今やりたいのはお前だからな、やろうぜ?」 チ「……想像してたのと違う」 お「???」 チ「まあいいや……随分余裕がないように見えますけど、そんなんで先生を満足させられるんですか?おそ松くん?」 お「……!ふふ、こっちは若さが取り柄なもんでv先生こそ俺についてこれるんですか?」 チ「先生に向かってその態度はいけませんね」 お「それなら特別指導してくださいよ」 暗転 ト「あーやっぱクソ寒い、一松兄さんそこにカラ松兄さんの脱いだパーカーあんじゃん、頂戴」 一「あいよ」 ト「そんなバイキンを持つように持たなくても」 カ「……」 十「カラ松兄さんどうしたの?難しい顔して」 一「どうせトド松のナース服が隠れてしまうのは惜しいな、けど自分のパーカーを羽織るトド松は最高☆とでも思ってるんでしょ」 十「なるほど!」 一「……」 ナチュラルにイチャつく兄弟たちを見て自分も十四松となにかニャンニャンしたいと思う一松なのでした おしまい リクエストに沿えてないどころかグラデまで勝手にコスさせてすみませんでした |